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Part 218【プロと素人の違い】

感謝してます。

 

さいとうひとりさんの

一番弟子

 

柴村恵美子です(^^♪

 

 

今回はめずらしく仕事の話。

 

 

ひとりさんから教わった

「プロと素人の違い」というお話を

みなさんにシェアします。

 

☆☆☆

 

どんなに小さな店でも、

また、店をもっていない人でも、

 

 

自分で仕事する人はみな社長だと

ひとりさんは思っているんだよね。

 

 

あのね、仕事をするときは・・・。

 

 

1億円、儲けることより

100万円、損しちゃいけないの。

 

 

その方が大切なんだよ。

 

 

1億円の儲け話に目がくらんで

100万円、失っちゃいけない。

 

 

1億円の儲け話がくると、

100万円がちっちゃく見える

そうなんだけど、

 

 

あのね。

100万円を稼ぐって、たいへんなことだよ。

 

 

10万円、稼ぐのだってそう。

 

 

いいかい、

覚えておくんだよ。

 

 

プロというのは、

1億円の儲け話を舞い込んできても

「10万円の大切さ」を知ってるの。

 

 

このことを頭に入れておかなきゃ、

商売をやる以上は「お金のプロ」だからな。

 

 

本当に「儲かる話」だったら

損があるわけがない。

 

 

損しそうな話は、全部おかしいの。

 

 

だから

損しそうだということがわかったら

即、「止め‼」なんだよ。

 

 

冷静に考えて

1千万かかる仕事だったら

じぃーっと考えて智恵を出すの。

 

 

たとえば、500万円で済ませよう、

そのためには、どうするか、って考える。

 

☆☆☆

 

ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが

ひとりさんは事業所得だけで

納税日本一になった

プロ中のプロです。

 

 

プロとそうでない人とでは

考えることが違うんだなって

言いたいんですね。

 

 

また、ひとりさんはこんなことも

教えてくれました。

 

☆☆☆

 

ある人が山芋を掘ってきて、

お坊さんにプレゼントしたら、

「ありがとね」って、お坊さんは受け取った。

 

 

そのとき、

山芋を掘ってきた人が、

こんなこと言ったんだって。

 

 

山芋1本、掘るのもたいへんなわりに、

いくらにもならないけど、

 

 

お坊さんは誰から頼まれて

色紙にちょちょこっと字を書いただけで

すごいお礼がもらえる、って。

 

 

そのとき、そのお坊さんが

言ったことが面白いの。

 

 

色紙にサラサラっと書いて

お金がもらえるようになるには、

 

 

山芋を1,000本掘るぐらいの

努力をしなきゃいけないんだよ、って。

 

 

要するに、

簡単に見えることは

実は簡単ではない。

 

 

ということを

お坊さんは言っているわけだけど、

それって、本当だと思うよ。

 

 

ヘンな話、オレだって字が下手なのにさ、

 

 

ひとりさんが書いた「今月の詩」を

喜んでくれる人がいるじゃない?

 

 

「納税日本一」と言われるぐらい

税金を払い続けた結果、

そうなったんだよね(^^)

 

 

だから、簡単なことって、

実は簡単ではないんだよ。

 

 

「ここに図書館を建てたいんだけど

どんな図書館がいいかな?」

 

 

そう言われて、

1か月後に設計図を持ってくる

そういう人がいるけど、

 

 

それができるまでに

その人は何十年と実績を積んできた。

 

 

だから、すぐに設計図を出してこれるけど、

 

 

あなたの目に簡単に見えることは

実は簡単ではない。

 

 

それがわかる人が「プロ」。

 

 

それから、「仕事って難しいなあ」って

言う人もいるんだけど。

 

 

難しいことを解決する

商品やサービスに

お客さんはお金を払うんだよね。

 

 

ここまで、わかるよね。

 

 

ところで、なんだけど(^^)

 

 

営業の仕事をしていると

お客さんに断られることがあるじゃない?

 

 

そうすると、落ち込んだりするんだけど、

いや、落ち込んじゃいけない、って

言っているんじゃないの。

 

 

ただね、ほとんどの人は

「買ってくれる人」のことを

「お客さん」と思っているんだけど、

 

 

「買ってくれる人」って、

実はそんなに多くはないんだよ。

 

 

断る人が多いんだよな。

 

 

だから、断られて傷つきたくない人は、

営業をやりたがらない。

 

 

そこに「営業マン」の需要が生れるんだよ。

 

 

ということは、

営業という仕事が成り立つのは

断る人がいるからこそ、なんだよね。

 

 

でね、「営業のプロ」は

早く断ってくれたほうがいい、って考えるの。

 

 

早く断ってくれれば、次に行って

営業をかけられるからね。

 

 

簡単に言うと、

その商品・サービスを買ってくれる人が

「50人に1人」だとすると、

 

 

買わない49人が

早く断ってくれたほうが、

「50人に1人」の人と早く出会えるんだよな。

 

 

それを、この49人に断れたことを

「悪いこと」のようにとらえるけど、

 

 

全員が全員、買ってくれるんだとしたら

営業という仕事は存在しないよ。

 

 

だからね、その「断る人」というのは

一見、「無用」のようだけど、

そうじゃない。

 

 

営業で食べている人にとって、

実は大切なんだよ。

 

☆☆☆

 

以上が、ひとりさんから教わった

「プロと素人の違い」という話なんですが、

 

 

「無用」なものが実は大切だ、という話は、

「無用」の用と言います。

 

 

いつか機会があったら、

「無用の用」の話も

みなさんにシェアしたいのですが、

 

 

今回はこれにて失礼いたします。

 

 

あなたのしあわせ応援団

柴村恵美子でした(^^)v

 

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